2012年12月01日

縦と横の関係(1) デジカメ画像と写真用印画紙

 デジカメの画像は、画素数に関係なく一定のサイズ比で構成されています。たとえばコンデジは縦横比「3:4」、一眼レフは「2:3」。比較しやすい数値に直せば「1:1.33」と「1:1.5」となり、コンデジ画像は「縦が短い四角形」、一眼レフ画像は「横たわった長方形」といった感じです。ちなみに古代人が発見したもっとも美しいとされる黄金比率は「3:4」だから、コンデジで撮ればすべてが美しい画像になるという理屈。縦横比だけですけど。

 では写真用印画紙(カメラフィルム用のプリント用紙)はどうなっているかというと、カメラ用35ミリフィルムが基本になっているから「1:1.5」に決まっている・・・と思ったのですが、実は印画紙サイズによって、若干、比率が異なるので要注意。パソコンのプリンタ用高画質用紙は写真用印画紙サイズで売られている製品が多いので、名称とサイズを覚えておくことが肝心です。


<印画紙のサイズ>
001-01_印画紙のサイズ.jpg

<印画紙のサイズイメージ>
001-02_印画紙のサイズイメージ.jpg

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2012年12月02日

縦と横の関係(2) コピー/プリンタ用紙

 おなじみのコピー用紙、あるいはプリンタ用紙です。A系列とB列があり、いずれも縦横比は「1:1.41」。つまりコンデジ(1:1.33)と一眼レフ(1:1.5)の中間の比率。どっちの画像も印刷できるけれど、ドンピシャではなく、用紙いっぱいに印刷すると上下、あるいは左右にアキが出来てしまうという無粋で優柔不断な比率です。

 一般的なのはA4用紙。元となった「A0」用紙から、数が1つづつ増えるにしたがって面積が半分になっていくので、「A5=A4の半分」、「A6=A4の4分の1」と覚えておきましょう。一方のB系列ですが、これも、元となった「B0」用紙から、数が1つづつ増えるにしたがって面積が半分になっていくので、「B6=B5の半分」と覚えておきましょう。

 コピー用紙以外の用紙に「Letter」と「Legal」があります。日本ではなじみのないサイズですが、結構、お洒落な感じ。

<A系列のサイズ>
002-01_A型のサイズ_01.jpg

002-02_A系列のサイズ_イメージ.jpg

<B系列のサイズ>

002-03_B系列のサイズ_01.jpg

002-04_B系列のサイズ_イメージ.jpg

<その他のサイズ>
002-05_その他のサイズ_01.jpg


002-06_その他のサイズ_イメージ.jpg 

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2012年12月03日

縦と横の関係(3) 絵画の世界

 絵画の世界では、昔から黄金比率の「1:.33」を中心として3種類の異なるサイズ比のキャンバスが存在します。いずれも描く内容によってキャンバスを選択するようになっていて、たとえば人物画ならFFigure)「1:.33」、風景画なら PPaysage)「1:.5」、海景ならMMarin)「1:.77」といった具合です。

 絵画の長い歴史の中から生まれた3種類のサイズを、そのままデジカメの世界に持ち込んでみるのも面白いかもしれません。原因不明の「さえない」画像も、絵画のフレーミングを採用するだけでインパクトの強い画像に大変身〜♪ ・・・かも。

<キャンバスのサイズ(日本)>
003-01_キャンバスのサイズ(日本)_01.jpg

 

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2012年12月04日

縦と横の関係(4) 映画もいろいろ

 銀幕の世界にも、さまざまな画面の縦横比が存在します。こちらも絵画と同様、基本の黄金比率「1:1.33」(あるいは「3:4」)から発展したのですが、時代とともに、徐々に横に長くなってきました。

 臨場感あふれる迫力たっぷりの画面を作るには、横が縦の2倍以上にもなるサイズ比が必要だったようです。たとえばシネマスコープ(シネスコ)の場合、サイズ比は「1:2.35」で、極端に横に長い画像となっています。

 ということで、デジカメ画像にも映画のサイズを取り入れてみましょう。これまで主題がハッキリしなかったデジカメ画像が、強烈なインパクトを持った写真に、これまた大変身〜♪ ・・・かも。

<映画のサイズ>

004-01_映画のサイズ_01.jpg

004-02_27-1-5-a.jpg 
▲横浜港に繋留されている「氷川丸」のブリッジ上から撮影。トリミングしていないので、撮ったままの[1:1.33]の画像です。横浜港の雰囲気はよく表現されているのですが、若干、インパクトに欠ける写真です。

004-03_27-1-5-b.jpg 
▲サイズ比[1:1.37]のスタンダードサイズ。元画像[1:1.33]の中央部分を中心にしてトリミング。元画像とほとんど変わらないサイズ比なので、ほんのちょっとだけ上下が削られただけになります。

004-04_27-1-5-c.jpg 
▲ヨーロッパの古い映画で採用されていたヨーロピアンビスタ(古典)サイズです。サイズ比は[1:1.66]なので、かなり天地の部分がカットされることになります。広がりだけでなく、奥行きも感じられるようになるから不思議です。

004-05_27-1-5-d.jpg 
▲ヨーロピアンビスタサイズ。サイズ比[1:1.75]のヨーロッパで主流となっているサイズです。同じビスタでも、ほんのちょっとだけ古典サイズより縦が短いだけなのに、受ける印象は大違いになります。これも不思議です。

004-06_27-1-5-e.jpg 
▲アメリカンビスタサイズです。サイズ比は[1:1.85]。日本の映画館で採用されています。ほとんどヨーロピアンビスタと変わらないサイズ比ですが、さらにワイド感が増しています。

004-07_27-1-5-f.jpg 
▲シネマスコープサイズです。サイズ比は[1:2.35]。横幅が縦幅より2倍以上になるので、[1:1.33]の元画像とくらべて見晴らしが良くなった感じを受けます。元は同じ画像なのに、ここまで印象が変わるとは驚きです。




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